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仮庵

書きとめる仮住まい

ねじまがったら、ありがとう

わたしは「ありがとう」を言えないやつだった。
気がついたときにはすでにガンコもので、ねじまがったヤツだったので、これらは言う回数の少ないことばだった。

オットといるようになってまずビックリしたのは、ほんとうによく「ありがとう」を言うことだった。
こんなことで? たいしたこともないのに? と、よくとまどった。
それを指摘したとき、義母に「ありがとうだけはちゃんと言おう」と言われたのだという。

慣れるまで少々時間はかかったけど、いつの間にかオットと同じようにささいなことでも「ありがとう」を言うようになった。
家だろうが、スーパーだろうが、コンビニだろうがありとあらゆるところで、やりとりが発生したら「ありがとうございます」と言っている。

子どもも「ありがとう」はしぜんと言えるようになった。ちなみに「ゴメン」は言えるけど「ごめんなさい」を言うのには勇気がいるようだ。(言った後泣く。その気持ちはよくわかる。わたしも多分言ったら泣く)

さいきんなんでこんなにきもちがスッとしているのだろう? と考えた時「あ。ありがとうって言えてるからなんじゃないか?」と気がついたというはなし。

こんなことで? たいしたこともないのに? ということにちゃんと「ありがとう」を言う。最初は照れくさくてむずかしいけど、やりつづけるとねじまがっていたこころがちょうどよくなる。

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