仮庵

書きとめる仮住まい

きざむ

お夕飯は、炊き込みご飯にしようと思った。

冷蔵庫のなかにあるものから具材を考えて、にんじん、ぶたにく、まいたけ、干ししいたけ、あぶらあげをえらび細かくきざむ。

ご飯を作るのも、食べるのも「すごく好き!」というわけではない。
けれど、少量ずつ刻まれた具材がまな板にのっているのを、ひと息をついたときにふとながめるのは、すごく好きだ。

ことばがうまく浮かばないが、ころころとならんでいるしあわせみたいなものを感じるのである。それらはなんとなく、ひらがなに見えている。

広告を非表示にする