読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

仮庵

書きとめる仮住まい

パーツが増える。

雑記

何を思って読んでいるかはさておいて、オライリーの「JavaScript」を読んでいる。大昔に買って、忙しさをいいわけに最初の数ページを読んだだけであきらめてしまっただいぶ古い第3版だ。(いまは6版くらいだっただろうか)

不思議なことに、昔は同じところを何度読んでも意味不明だったというのにいまは「なんて親切な本なんだろう」と読んでいる。

なにが昔と違うのだろうと考えてみると、「できなくなんかないもん!」と思う過剰な自意識とプライドや暑苦しさみたいなものがどこかへ行ってしまったことが、一番大きな理由ではないかと思った。

静かな気持ちでいるうちに、いつのまにか理解するために必要だったパーツが自分の中に増えていたようだった。

わかることというのは、自分の世界のカタチにしやすいもので、わからないことというのは自分の世界のカタチにできない・しにくいものなのではないだろうか? とふと思う。

カタチにするためにはパーツが必要で、初期値はわからないけれど、パーツはヒト・モノ・コトに出会ったり見つめたり聞いたり考えたりなどしているうちに増えるのだろう。

プライドばかり高かった「できなくなんかないもん!」メンタルの時は、なにも見聞きしておらず、他人を拒否していたのだろう。自分だけしか見ていないからパーツが増えない。

本でも、ブログでも、ラジオでもなんでもいい。見聞きしているものの先には、実体は見えずとも人がいることを想像する。

相手を尊敬し、見聞きするうちその人のパーツが少しずつもらえる。自分に足りなかったパーツが増えていく。

広告を非表示にする