仮庵

書きとめる仮住まい

食べ物への執着

こどもを産んでからしばらく体重が減らず、なぜだ!と思ってきた。出したのだから自然とやせるものだと思っていたが、そういうものでもなかった。

しかし、やせる努力をするとみごとに体調をくずすので長らく放ってきたが、無事やせつづけている。

理由はシンプルで、余計に食べない。食べられないとも言える。なぜかというと、つい子どもとオットにゆずってしまう。

白米やおかずを盛る時に、お腹いっぱい食べたい人たちがおかわりしたくなったら足りなくなるかもしれないから、と自分の分を少なくする。おやつもしかり。

結婚する前は、とにかく自分の食べる分に執着したものだが、わたしが何か食べようとしたときに「いいなあ」と言う子どもがあらわれると、自分でもよくわからないのだが、なんのためらいもなく半分こする。親とは不思議なものだ。そうやって自然と食べる量が減る。

つい自然とわけてしまうがヤツはすでに自分の分を食べている。さも、まだなにも食べていませんよという顔でこちらを見ているけれども。食べ物への執着は我が子に移動したようだ。
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