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仮庵

書きとめる仮住まい

れんしゅう

今日もみごとにおおかみに泣かされて帰ってきた。もちろん、お話の中に出てくるおおかみである。お話を聞いて怖がって泣いたのだ。

我が子は、おおかみのみならず、クマや定番のおばけもこわい。2月にご本人が登場する鬼さんなんてもってのほかである。

「想像力が豊かだと思うんです」と先生はフォローしてくれたが、ちょっと困る場面もあるようだ。そうだろう。こわいものが登場する集団遊びができない。

とりあえず、こわいと思う理由をあげてもらって、漠然としたこわいから具体的に「なにが、どう」こわいのかを、ふむふむした。どういう効果があるかなどは考えていなかったが、結果、当人はおおかみも「れんしゅう」で対策することを思いついたらしい。

この1、2年「できない!」とごねるたびに「練習すれば、できる!」と言いつづけてきた。できるようになると信じてくれるまでしばらく時間がかかったが、本当にできるようになったいくつかの成功体験から「れんしゅう」は有効なものであると理解しているようだ。

母は今日も、おおかみ(母) vs. ねこ(子)の戦いごっこにつきあう。おおかみのみ4足歩行ルールがあり初動が遅くなる。そのため、おおかみは猫パンチの猛攻撃をくらい、馬乗りされてズタボロである。

これが、おおかみを克服するための「れんしゅう」だそうだ。
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