仮庵

書きとめる仮住まい

物理inboxからの

昨日、とつぜん思いつき、居間で与えられている20cm強の書籍スペースの入れ替えを行った。

次々と買い込む上に、最近は電子書籍にまで手を出したものだから、購入後しばらく寝かせた本は読むきっかけを作らないと、ただただ埋もれていくばかりだ。
まずは見えるところに置いておこうという作戦である。

すると、触発されたオットも片付けをはじめ、保留になっていた模様替えを実行し始めたので、手伝わざるをえない状況になった。

我が家の居間の半分を埋めているのは子どもの工作だ。
壁は絵やら、見たいテレビを忘れないためのメモや日記で全部埋められていて、はやりのミニマリズムとは程遠い家となっている。
模様替えをしようにも、これをなんとかしなければいけない。

「これ、まずは箱にまとめた方が早いな。出してくるわ」
と、オットがダンボールを取りに行った。

(おっ、それってinboxみたいね)
とこっそり思った。

しかし、この物理inboxからの処理が一筋縄ではいかない。
inboxからプラスチック類と紙類を仕分ける。
そこまではいい。
ある程度の「これはいらない」は出るものの、本当にある程度である。ダンボール2箱は山盛りのままだ。
全部たいせつなものなのである。

親はスペースに限界があると説明するが、子どもは頑として減らす気はない。
数年前まではなんとか丸め込んでいたが、最近は議論していてもお互いにただただつらいだけである。

たまにこっそり資源回収に出すが、見つからないように袋に詰めたはずなのに発見されるし、生産されるほうが早い。

昨日出た結論は
「うん。おでん君(仮称)が自分の部屋を使いたくなった時に見たら、きっと、なんじゃこりゃ!ってなるからその時に片付けよう!」
「うん!」
であった。

2箱のダンボールは、アーカイブに運び込まれた。

のちの処理は、子ども一人でやっていただこうと思っている。

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